企画展示室「盾持人埴輪の世界」

 

 企画展2020 盾持人埴輪の世界

企画展「盾持人埴輪の世界」

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企画展図録 

 

 埴輪は古墳に立て並べられたもので、近代以降その造形の美術的価値が評価されており、現代に生きる我々にも関わりの深いものです。

 本展覧会では、埴輪のなかでも盾持人(たてもちびと)と呼ばれる種類の埴輪を取り上げて紹介します。盾持人埴輪は、盾に人間の頭を取り付けたような姿をしており、その特異な造形は考古学界では古くから知られています。しかし、頭や顔、盾の文様などの造形が多様であったために、その実態はいまだ解明されたとはいえません。

 盾と人間が一体化した埴輪は一体何のために作られたのか。本展覧会では謎に包まれた盾持人埴輪をその造形に注目して紹介します。併せて本展覧会では、埼玉県内の盾持人埴輪の大半を揃えることで、埼玉県内における盾持人埴輪の変遷をたどります。

 

1 会期

 

  令和2年9月12日(土曜日)~令和2年11月23日(月曜日・祝)

 

 

2 開館時間・休館日

 

  開館時間 9時00分~16時30分 (入館は16時00分まで)

  ※休館日 祝日を除く月曜日 9月14日、28日、

                10月5日、12日、19日、26日、

                11月9日、16日

 

3 会場

  

  県立さきたま史跡の博物館 企画展示室 (行田市埼玉4834)

 

4 観覧料等

 

  一般200円(120円)、高校生・学生100円(60円)

  ※( )内は20名以上の団体料金

  中学生以下、障害者手帳をお持ちの方(付添1名含む)は無料

 

5 主な展示内容

 

 (1) 形象埴輪のなかの盾持人埴輪

 さまざまな種類の形象埴輪のうち、盾持人埴輪は最も古い段階から登場した人物埴輪です。また、他の形象埴輪と離れて配置されるのが盾持人埴輪の特徴です。ここでは、盾持人埴輪とほかの形象埴輪の役割の違いについて紹介します。

  <主な展示資料>

  ・瓦塚古墳出土形象埴輪 (当館蔵)

 

 (2) 盾持人埴輪の出現

 盾持人埴輪は人物埴輪の中では最も古くからつくられはじめました。はじめは近畿地方や九州地方、やがて東日本に導入されます。ここでは埼玉県域で最も古い盾持人埴輪を、同時期の群馬県域の盾持人埴輪と併せて展示することで、東日本における盾持人埴輪の出現と展開について紹介します。

  <主な展示資料>

  ・生野山(なまのやま)9号墳出土盾持人埴輪 (埼玉県教育委員会蔵)

  ・保渡田(ほとだ)Ⅶ遺跡出土盾持人埴輪 (高崎市教育委員会蔵)

  ・太子塚(たいしづか)古墳出土盾持人埴輪 (高崎市教育委員会蔵)

 

 (3) 集え!埼玉の盾持人埴輪

 埼玉県は群馬県に次いで日本で2番目に盾持人埴輪が多い地域です。これまで集められることがなかった埼玉県域の盾持人埴輪の大半を揃え、埼玉県域の盾持人埴輪の変遷を追います。併せて、埼玉県内の盾持人埴輪を概観し、その造形と変遷をたどります。

  <主な展示資料>

  ・女塚(めづか)1号墳出土盾持人埴輪 (熊谷市教育委員会蔵)

  ・おくま山古墳出土盾持人埴輪 (東松山市教育委員会蔵)

  ・三杢山(さんもくやま)8号墳出土盾持人埴輪 (本庄市教育委員会蔵)

 

(4) 盾持人埴輪と埼玉古墳群

 盾と人間の頭部が一体化した盾持人埴輪は果たして「盾を持つ人」なのか。盾持人埴輪が表現している世界とはなにか。その謎に迫るため、埼玉古墳群の盾持人埴輪を展示します。

  <主な展示資料>

  ・稲荷山古墳出土盾持人埴輪 (当館蔵)

  ・瓦塚古墳出土盾持人埴輪 (当館蔵)

  ・奥の山古墳出土盾持人埴輪 (当館蔵)

 

6 問い合わせ先

 

  埼玉県立さきたま史跡の博物館 資料・展示担当 

  〒361-0025 行田市埼玉4834

  電話:048-559-1181 FAX:048-559-1112

  ホームページ:http://sakitama-muse.spec.ed.jp/

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