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古代人、出張授業をお手伝い(オリジナル埴輪を作ろう!)

 どうも、古代人です。

 

 

 また博物館の出張授業をお手伝いしたので、そのときのことを書きます!

 (前回のお手伝い記事→ 小学校向け「古墳時代へタイムスリップ!

 


 今回の出張授業は「オリジナル埴輪を作ろう!」。埴輪(はにわ)の作り方を勉強して、実際に作ってみる授業だよ。

 小学生の高学年からが多いけど、特別支援学校(学級)や中学生のみんなもやっている大人気プログラムなんだって。

授業のようす。授業のようす。

 

 


 埴輪を作る前に、博物館の職員の方から埴輪についてお話があったよ。

 埴輪の種類についての図。埼玉古墳群ガイドブック7頁より。埴輪の種類についての図。埼玉古墳群ガイドブック7頁より。

 埴輪には、大きく分けると「円筒埴輪」と「形象埴輪」の2種類があるんだ。

 円筒埴輪は古墳が造られた当時に周りを囲むように置かれていて、邪悪なものが中に入らないように区切る役割があったと考えられているよ。

 形象埴輪は、色々な職業の人や動物、道具等をかたどって作られた埴輪で、埋葬された人が生きていた時の様子を再現するために使われたと考えられているよ。

 

 

 今回は「オリジナル埴輪」を作る授業だから、最終的な形はみなさん次第。授業の前に、自分が作りたい埴輪のイメージを考えてきてもらっているよ。ただ実際に作ってみるとイメージ通りにするのは難しいときもあるから、調整するのもひとつの勉強だね。

 

 

 埴輪のことを勉強したら、基本的なつくり方の解説。動画で見るのがわかりやすいよね。

 動画:粘土を伸ばして輪にして置くまで。

こういう風に粘土をのばして輪っかを作り、積み上げていくんだ。輪っかをつくるから、はに「」っていうんだね。

粘土で作った輪を積み上げている途中。輪を積み上げている途中。

  わたしは今回、みんなに作り方のアドバイスをする係だったよ。といっても、コツをつかんだらみんな自身のイメージ通りに作っていくから、お手伝いをするのは途中までだけど…

 

 

完成したオリジナル埴輪4体。
完成したオリジナル埴輪4体。

 オリジナルはにわが完成!

 かざりを付けたり顔を描いたりすると、雰囲気が全く変わって楽しいね!

 

 

 授業をしたみんなが将来歴史の勉強をするときは、埴輪を作ったことを思い出してもらえたらいいな。

 

 

(古代人)