須恵質埴輪壺
資料名 |
須恵質埴輪壺 |
ふりがな |
すえしつはにわつぼ |
寸法 |
左端の壺:口径31.2cm、高さ46.8cm |
年代 |
古墳時代後期 |
文化財の指定 |
なし |
地域 |
行田市埼玉 |
解説 |
埼玉古墳群の中の山古墳周堀出土品。細長い胴部で、頸部は「く」の字に屈曲する。口縁部はやや大きく開く。底部は平底であるが、筒抜けの状態または底部の周縁を少し残した状態で、大きく丸く穿孔する。この遺物は基本的には平底の須恵器の壺として作っているが、底部穿孔によって古墳樹立専用とされたようである。平成6年、寄居町末野遺跡の発掘調査で確認された須恵器窯跡からこの壺が出土したことにより、中の山古墳出土品の一部は寄居から搬入されたことが判明した。
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