企画展・特別展

2024.3.2 ~ 2024.5.6

わたしと埼玉古墳群 故郷さきたま写真展

地域の方から募った写真を展示します。

令和5年3月に開催いたしましたシンポジウム「特別史跡埼玉古墳群のこれから」にて、埼玉古墳群は地元の方々による熱心な保存運動によって、現在まで引き継がれている史跡であることが改めて注目されました。

そこで、“わたしと埼玉古墳群”というテーマで、近隣の皆様の思い出をお教えいただくために、埼玉古墳群とさきたま史跡の博物館を舞台とした写真を募集し展示する「故郷さきたま写真展」を開催する運びとなりました。

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故郷さきたま写真展 バナー画像。

過去の展示

企画展

2023.7.15 ~ 2023.8.31

二子山古墳と祈りの器

当館では毎年、埼玉古墳群に関連する資料を中心として、古墳時代を主なテーマとした企画展示を開催しています。

埼玉古墳群で最も大きい二子山古墳は、旧武蔵国でも最大の前方後円墳として注目されてきました。最初の発掘調査が昭和42年度に行われ、その後も断続的に発掘調査が実施され、様々なことが明らかとなってきました。特に、平成29年度の墳丘造出し(ふんきゅうつくりだし)の調査では、祭祀(さいし。神や祖先をまつること。)に使用されたと考えられる大量の土器が出土しました。古墳は亡くなった人を埋葬するためのお墓であり、そこでは様々な祭祀が行われたと考えられ、二子山古墳の発掘調査成果からは、その一端を垣間見ることができました。一方、考古資料から祭祀の具体的なようすを明らかにするのは非常に難しく、いまだに解明されていないことも多く残されています。本展示では二子山古墳の墳丘造出しから出土した土器を展示し、その調査成果を紹介するとともに、古墳での祭祀行為について考えます。

R5企画展表R5企画展表裏


1 会期

令和5年7月15日(土)~ 令和5年8月31日(木)

2 開館時間・休館日

開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日     月曜日(ただし、7/17・8/14は開館)

3 会場・観覧料等

県立さきたま史跡の博物館 企画展示室(行田市埼玉4834)

一般200円(120円) 高校生・学生100円(60円)

※( )内は20名以上の団体料金

中学生以下・障害者手帳をお持ちの方(付添1名含む)は無料

 

関連事業

(1)さきたま講座「埼玉古墳群の墳丘造出しに関する一考察」

日時 令和5年8月26日(土)13:30~15:30

会場 さきたま史跡の博物館 2階 講堂

申込 必須。7月14日から8月10日(必着)まで 往復はがき、もしくは電子申請

  定員40名、応募者多数の場合は抽選

  申込受付は終了しました。

(2)学芸員による展示解説

日時 令和5年7月23日(日)、8月6日(日)、8月20日(日)

   各回14:30~15:00

会場 当館2階講堂 申込不要

 

4 展示資料点数

約150点

 

5 主な展示内容

第1章 二子山古墳と祈りの器

【主な展示品】

行田市 二子山古墳出土 土器・埴輪

(さきたま史跡の博物館保管)

第2章 埼玉古墳群と祈りの器―埼玉古墳群の墳丘造出し―

【主な展示品】

行田市 稲荷山古墳出土 土器
 (さきたま史跡の博物館保管)

行田市 奥の山古墳出土 土器・埴輪
 (さきたま史跡の博物館保管)

第3章 祈りの器が出土する場所

【主な展示品】

熊谷市 鎧塚古墳出土 土器(埼玉県指定文化財)
 (熊谷市教育委員会所蔵)

行田市 酒巻21号墳出土 土器
 (行田市教育委員会所蔵)

前橋市 前二子古墳出土 土器
 (前橋市教育委員会所蔵)

 

第4章 埴輪に表現される祈りの器

【主な展示品】

深谷市 白山遺跡2号墳出土 人物埴輪(深谷市指定文化財)
(深谷市教育委員会所蔵)

 

問合せ先

県立さきたま史跡の博物館 資料・展示担当 中井

〒361-0025 行田市埼玉4834

電話:048-559-1181 FAX:048-559-1112

メール:k5911112@pref.saitama.lg.jp

 

 

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