龍文透彫帯金具
資料名 |
龍文透彫帯金具 |
ふりがな |
りゅうもんすかしぼりおびかなぐ |
寸法 |
銙板の縦2.79cm、横4.24cm |
年代 |
古墳時代後期 |
文化財の指定 |
国宝 |
地域 |
行田市埼玉 |
解説 |
埼玉古墳群の稲荷山古墳第1主体(礫槨)出土品。布製の帯の表面に取り付けて装飾するための金具。帯をしめるための鉸具(かこ)、帯の表面を飾る銙板(かばん)、帯の先端に取り付けて帯本体に挟み込んで留めるための鉈尾(だび)から成る。銙板は16枚あったと考えられている。銙板には頭が左向きでU字状に身体を湾曲させた形の龍の文様が透かし彫りされ、下部には鈴が1個ずつぶら下がっている。帯の全長は約120cm、被葬者の胴回りは80cm前後と考えられている。 |