瓦塚古墳

6世紀前半 前方後円墳 墳丘長73.4m

博物館の目の前にある古墳

博物館に程近く、復原整備されている前方後円墳です。長方形の二重の周堀がめぐり、墳丘のくびれ部西側に造出しをもちます。

外側の堀の西側には、一部掘り残され、ブリッジ状になった部分があります。瓦塚古墳に登ることはできませんが、このブリッジを通って、墳丘の近くで見学することが可能です。

 

多くの形象埴輪が出土

瓦塚古墳には多くの埴輪が並べられていました。整備に伴う発掘調査により、墳丘や中堤に様々な種類の埴輪が並んでいたことがわかっています。土管のような形の円筒埴輪のほか、家形や水鳥、盾、人物を模した埴輪が出土しています。人物は琴を弾く男子や馬を引く男子、首飾りを付けた女子など様々で、当時の服装や髪形、祭りの様子などをうかがい知ることができます。出土した埴輪の一部は博物館で見ることができます。

 

・外堀の一部に掘り残したブリッジが存在

・家形や動物、人物など様々な形象埴輪が出土

・博物館からすぐ、間近で見学可能

瓦塚古墳

写真:4枚 更新:2021/05/12 作成:2021/05/12 管理
遺物出土状況(外堀)
人物埴輪出土状況