NEW 学芸員の仕事にチャレンジ!「古墳の調査をしてみよう」を開催しました。

当館は、小・中学生を対象にした全3回の継続型イベント「学芸員の仕事にチャレンジ!」を開催してきました。

 

今年度の初回は「古墳を歩いて大きさを測ってみよう」、第2回は「出土物を観察スケッチしよう」、

まとめとなる3回目は、「古墳の調査をしてみよう」と題して、愛宕山古墳の発掘体験を行いました。

 

本物の古墳を発掘できるなんて、なかなかできないスペシャルな体験です。

愛宕山古墳の発掘体験

愛宕山古墳の発掘現場で学芸員が説明を行っているところ。愛宕山古墳の発掘現場で学芸員が説明を行っているところ。
愛宕山古墳の発掘現場で学芸員が説明を行っているところ。

 

学芸員から発掘の仕方について説明を受けたあと、いよいよ発掘体験の開始です。

土が固くて掘るのは大変ですが、みんな夢中で掘り続けています。

 

土を掘っている参加者の皆さん。土を掘っている参加者の皆さん。
土を掘っている参加者の皆さん。

 

掘っているうちに、ただの土とはちがう、石のようなものが…

なんと埴輪の欠片が見つかりました!

本物の遺物の発見に、大興奮の子供たち(と、保護者の皆様)。

 

 

様子を見に来た古代人も、一緒に発掘体験を楽しみました。

発掘現場にやってきた古代人。
発掘現場にやってきた古代人。
発掘に挑戦する古代人。
発掘に挑戦する古代人。

 

今回は発掘体験のほかに、遺物洗い体験も行いました。

ブラシを使って軽くたたくように、丁寧に土をおとしていきます。
きれいになった欠片が埴輪や土器のどの部分なのか、学芸員に聞いている子もいました。

レストハウスで行われた遺物洗い体験のようす。

本イベントの参加者の中から、未来の学芸員が生まれるかもしれません。

今回の体験をとおして、学芸員の仕事の魅力が子供たちに伝わったら私たちも嬉しいです。

 

来年度も親子で参加できるイベントを企画していますので、ぜひご期待ください。

 

 

(広報・学習支援担当)