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出張授業とは?/出張授業の実施に向けて
今回は、「出張授業」のおしごとについて紹介します。
出張授業とは、博物館に務める職員(主に教員免許のある者)が、小学校などに出張して授業を行うものです。
博物館のお仕事には、館内に展示を行ったり、資料や史跡を適切に管理したりするだけでなく、その価値や存在を外に伝えていくことも含まれます。たとえば埼玉県内だと、出張授業によって「埴輪」やその欠片を始めて触ったり、初めて「まが玉」を作ったりした方もいるのではないでしょうか。
余談ですが、Twitter(現X)上で、「埼玉県ではまが玉を作る授業があった」という投稿が話題になっていました。当館も取材に答えています。
埼玉で「勾玉作り」の授業あった?SNSで意見二分 22年度は604人が体験、関係者に聞いた歴史#勾玉 #埼玉https://t.co/h1bb3BQVMb
— J-CASTニュース (@jcast_news) July 2, 2023
近年でも出張授業の1つとして、「オリジナルまが玉を作ろう」を希望に応じて実施しています。
出張授業でまが玉を作った小学生の方が、休日に改めてまが玉を作りたくて来館してくれたということも結構あります。そんなことがあると、出張してよかったと思います。来年度に休館が明けたとき、博物館や古墳群にたくさん来てもらえるように頑張っていきたいです。
今年の出張授業(下半期)の実施時期は、令和5年9月1日(金)~令和6年2月29日(木)※です。先週は、この周知のために「出張授業案内パンフレット」を作成し、県内の各小学校に市町村教育委員会を通じて配布しました。すでにいくつか申込をいただいているところです。
小学校に出張することが多いものの、特別支援学校、中学・高校・専門学校からお話をいただくこともあります。まだ歴史の勉強が始まっていない小学3年~5年生のクラスでも体験やクイズを通して授業を行うことができるので、気軽にご相談いただきたいと思っています。
今年度の出張授業の様子は、このブログでもご紹介するかもしれません。また、特別ゲストに授業をお手伝いしていただくこともあります。今後の更新にご期待ください。
(広報・学習支援担当)
※(月曜日・臨時休館(年末年始休館)・土曜日・日曜日を除く)