国宝展示室
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国宝展示室
当館の象徴である国宝金錯銘鉄剣(こくほうきんさくめいてっけん)は、5世紀末の古代国家成立のなぞを解くための超一級資料です。
100年に一度の大発見と言われた鉄剣は実物を見ていただくために、保管と同時に展示も可能な鉄の酸化を防ぐための特別なケースの中にかざられ、館内の国宝展示室でご覧いただけます。
1500年前の王がなにを伝えたかったのか、我々に身近な漢字で刻まれた115の黄金の文字をたどることにより、読み解くことができます。
その他にも、発掘によって稲荷山古墳の埋葬施設から出土したヒスイの勾玉や鏡などの副葬品も、すべて一括で国宝に指定されています。これらも国宝展示室で見ることができます。
国宝 ヒスイ勾玉と銀のイヤリング 国宝 画文帯環状乳神獣鏡
国宝 帯金具
国宝展示室ではその他にも将軍山古墳から出土した、全国でもまだ3例しか見つかっていない馬につける鉄のカブトである馬冑(ばちゅう)、なぞの鉄器と言われ、後に馬の鞍(くら)につける旗ざおを装着するための金具であることが分かった蛇行状鉄器(だこうじょうてっき)など、埼玉古墳群の各古墳から出土しためずらしい出土品も見学できます。
馬 冑 蛇行状鉄器
鞍金具
展示室内風景
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